こんにちは。つぶあんです。
古事記や日本書紀などの歴史書の初めに必ず登場する神様ってご存じでしょうか?
・・・と言うか、この「つぶあん*ぶろぐ」で度々触れているのが八百万の神々の事について。
これは、私がもともと生活になじんでいた日本のしきたりや風習に「当たり前のように行っているけど、なにこれ?」と興味を持ち始めたことから始まります。
そこから繋がって行く八百万の神々の存在と、歴史なる神話を知った時の「なにこれ?なぜ日本の歴史に神話があるの?ファンタジーみたい」と思うほどの面白さとちょっとワクワク感。
それからブログを書こうと決意するまでになってしまったと言ういきさつ。(笑)
今回は「日本の神様」の事をさらっと書いていこう的な趣旨の記事です。(シリーズ化するつもりで)
文献の中に神が沢山いて、ストーリーも存在しているのですが、古事記と日本書紀では違う内容の場合もあります。
ここでは違いを突き詰める内容ではなく、ちょっとだけでも面白いとか興味を持っていただけることがあったらいいな的な思いで紐解いてまいります。
本題に入る前にちょっとだけ
今でこそスピリチュアルが生活に浸透してきてはいますが、私たちはこの世に生きていて、神とか、魂の存在とか、幽霊とか、そんなものは信じないという人ももちろんいますからそれは自由と常々書いて来ました。
私自身も不思議体験をするまではどっちつかずで、「あるかもしれないし、無いかもしれない」くらいの感覚でしたので、特別な何かがあるわけでもありません。
ただ、何かがどこかでつながっているとは感覚的に感じています。
階層があるとされていますね。神界・霊界・幽界・物質界の4つ。
今、私達がいるのはこの中の物質界とされています。
そういえば、デジタルイラストを描いていると、レイヤーと言うのがあるんです。
下書き・清書・色塗り・仕上げみたいなそれぞれを重ねて一つの絵になる仕組みのそのひとつひとつがレイヤーなんですが、まさに階層ってレイヤーみたいな感じかしら?
あ。どんどん話が違う方向へ行ってます。そして、前置きが異常に長い今日の私。そろそろ行きましょう。(笑)
日本の神様は、大家族
古事記を読んで一番最初に思ったのが、神は大家族だという事。
それは、日本の成り立ちは、男女であり、兄弟であり、夫婦である、イザナギ・イザナミ神から誕生しているので人間らしく表現するとそうなります。
(神は人間の様に必ず男女からと言うようには生まれてはいません。)
それは、どんどん生まれてくるからという事と、登場してくる神の他にもきっとどんどん増えていて、その後もどんどん生まれ続けていくので沢山になっちゃった。(ちょっと語彙力が幼くてすみません)
更に神なのにあっけなく殺されてしまったりもして、登場スピードが速くて、居なくなる存在も多い。
そして誰がつけたのかしらね?名前が長いんです。
神社に祀られている神々
そんなわけで、日本各地の神社には他の地域と同じ神様が祀られていたり、主神とは別に複数の名前が書かれていてグループ並みに祀られていたり。
その神々のご利益も気になります。その中でもダントツに多いのが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)です。この神は太陽神として有名ですよね。
そして、「天照大御神」と言えば日本の皇室の祖神と言われている神様で、天皇家と神のつながりは切っては切れない日本の歴史です。
と、天照大御神を登場させておきながら、今回は違う神を紹介します(笑)
天照大御神については、つぶあん*ぶろぐの以前の記事↓にちょっとだけ登場しているのでそちらを良かったらご覧下さいね。
日本の神の元となる神様
最初の神がどこからどうやって現れたのか?・・・分かりません。
いきなり突然現れて存在する。まぁ、神だからね。・・・みたいな(笑)
古事記で一番最初に生まれた(登場した)とされるのが、「天之御中主神・あめのみなかぬしのかみ」
男でも女でもない独神(ひとりがみ)の神様、天之御中主神は高天原に最初に突然と現れた神で、根源となる神様で、日本の歴史書はこの神様から始まっています。
妙見様と言う名前でも知られているのではないでしょうか?
※高天原とは、階層で言う神界です。
あめのみなかぬしのかみ【天御中主神】
日本神話の神の名。高御産巣日(たかみむすひ)神、神産巣日神とともに造化三神の一人。高天原(たかまのはら)に最初に現れた神で、日本の王権を基礎づける。中世、伊勢神道で尊崇され、宇宙の中心をなす神へ発展した。また妙見菩薩(ぼさつ)と習合して信仰された。
百科事典マイペディアより引用
このように事典にも載っています。
※造化三神(ぞうかのさんしん)とは、天之御中主神(今回紹介する神様)・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)・神産巣日神(かみむすびのかみ)の3神で、天地開闢にこの3柱の神々が万物経営したと言われています。
※天地開闢(てんちかいびゃく)とは、世界の初めのことで、天地はもともとは一体だったが分離して世界が作られたという意味です。
それぞれの神の名前は古事記と日本書紀などで微妙に違ったりするのですが、この場合は引用に合わせています。
妙見菩薩とは、北極星を神格化した菩薩です。日蓮宗において祀られていることが多いそうですが、宗教の話になるので省きますね。
天之御中主神・あめのみなかぬしのかみを祀っている神社とご利益
出雲大社(島根県)
久留米水天宮(福岡県)
東京水天宮(東京都)
岡太神社(兵庫県西宮市)
小松神社・星田妙見宮(大阪府交野市)
相馬太田神社(福岡県南相馬市)
日高神社(岩手県奥洲市)
千葉神社(千葉県千葉市)
四柱神社(長野県松本市)
御祖神社(福岡県北九州市)
順不同
最高神とあって、様々なご利益があります。
厄除け・長寿・招福・開運・安全・向上・上達・繁盛・平癒などなど。
参考文献/日本の神様の家系図より/2020年12月現在
まとめ
日本の神様シリーズ1回目として(続けるつもり)
今回は長い前置きの後で、一番最初の登場した神様「天之御中主神」を紹介させていただきました。
つたない説明でいたが、興味を持っていただけたら嬉しいです。
現在は、昔より神社などの神様に関する建物がどんどん減ってきているそうです。
そのくせ何故か、神の事やスピリチュアルの事については発信が増えているように感じています。
そのうち、目に見えない事や、不思議な事が普通に思える時が来るかもしれません。
そして、こういった話が急に心に届くようになるかも。
そんな時はちょっとだけ感じてみて下さい。
私は、参考文献をもとに個人的な思いで発信しているだけの一般人ですが。
こういう事もファンタジーも夢がある事も好きです。
ではでは今回はこの辺で♪
つぶあん
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