いよいよ年末!一年の最終月です。
「師走・しわす」12月について紐解いていきますね!
師走 しわす
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和風月名の師走と言うのは、陰暦及び太陽暦の異名。
古語では、「しはす」と言います。
季節は冬。
師が走ると書きますね。
師とは僧のことで、普段は落ち着きのある僧までもが忙しく馳せる月という語源から来ています。
二十四節気でいうところの仲冬頃。
この時期はどのご家庭も大忙しかもしれませんね!
お歳暮に・年賀状に・おせちの予約に(あ・すみません。作りますか?)
なぜこんなに忙しいのでしょうね。
それもこれも新年は良い年にしたいから!ですよねっ。
12月の異名
師走・師馳 しはす
極月 ごくげつ
臘月 ろうげつ
晩冬 ばんとう
黄冬 おうとう
英語で December
関東・関西の違い
師走行事は、納める関西・始める関東と言う違いがあります。
関西の物事を納める事納め。
年末準備ですね。
関東の新年準備のための事始め。
それに対しての関東の行事は事始めが多く対照的。
師走の月初めはお歳暮から始まります。
8日の事納め・針供養
13日のすす払いは大掃除ですが、師走には正月を迎える準備も欠かせません。
13日からの正月の事始め
新しい年を迎えるために門松の準備で、昔は年男や家の主が用意をする習わしでした。
中旬を過ぎると羽子板市。
そして、それぞれ末広がりの日28日のうちに完了させる行事。
餅つきをし、鏡餅を用意して正月飾りの準備を完了させます。
苦の日としての29日は何もせず。
31日は一夜のみなので準備に向かないとされているので、同じく何もしない方が良い日。
大掃除の習わし
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年の暮れには大掃除をするという感覚が日本人にはありますよね。
それは昔から引き継がれてきた事なんです。
平安時代には、宮中行事で年の暮れには厄払いをしていました。
室町時代には神仏を清める行事に変わり、江戸時代には庶民へ広がって今日の大掃除へ変化を遂げてきます。
元々はその年の厄を落とす儀式だったのですね!
今でも「煤納め」として行事が残っており、12月13日には、すす払いを行っています。
各家庭でも家じゅうの一年のすすを落として「煤納め」をするのはどうですか?
13日は婚礼以外のすべての事が吉日として歳神様をお迎えする準備の日とされています。
門松準備
お正月の門松は13日から28日までに準備をしましょ♪
古くは家の主か年男の準備することが決まりだったそう。
現代ではこういったことにはこだわらず新年を迎えるために用意をしますね。
これは新年の神様、歳神様をお迎えする為。
そこまで考えたことありましたか?
これは運気を上げるしきたりとして覚えておくといいかも知れませんね!
冬至
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12月22日頃は、冬至(とうじ)です。
この日は一年で一番昼の時間が短くなります。
太陽が一番弱い日ですね。
そして、この日を境に「日の出・日の入り」の時間が徐々に変化。
昔の人はこういったことで季節の変化を感じて時を計っていたんですね~!
太陽がまた力強くなっていく変わり目の冬至。
冬至を過ぎるとクリスマスですね!
冬至には、身体にも優しいあたたかな美味しい物を食べて欲しい!
かぼちゃが有名でしょうか。
ゆず湯もいいですね。
身体がぽかぽか温まりますよ♪
季節の行事を是非ご家庭でも。
小さなお子様がいるご家庭でも、季節を感じるイベントととして簡単なので取り入れてみて下さい。
そういったことで、お子様にも日本を感じてもらえると思います。
大晦日
さあ。大晦日!
後にも先にも、もう一年の最後の一日です。
あなたにとって、どんな一年でしたか?
その年がどんな一年であっても、人には平等に新しい年はやってきます。
深呼吸をして新しいエネルギーを取り入れて下さい。
振り向かずに前を向いて行きましょう。(笑)
まとめ
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「師走」についてここまで書いてきました。
師も走るほど忙しい。
古いものと新しい物の入れ替わりの時期と言う感覚でしたね。
8日には事納め
13日~すす払いを初めておきます。
28日までには正月の準備を完了させましょう。
22日の冬至にはゆず湯に入ってゆっくりしてください♪
一年の年号としての数字は変わります。
旧暦や新学期、一年のうちに新しく変わる時期はいくつもあるのです。
区切りを考える事の一つとして、新年は特別ですね。
干支も変わります。
干支は12種類ではなく組合せが60種類あることも以前の記事に書きました。
さて、新しい年の干支は何でしょうか。
いろいろ知ることで新年への考えかたや感じ方も以前と変わり、より深いところまで入っていくことができます。
昔から続いてきた習わしやしきたりを重んじて、現代に生かしている行事などもなるほど!と、腑に落ちますね。
では、年の暮れももうすぐ。
年末は準備を早めに♪
つぶあん
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