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【知ると面白い和風月名】5月 皐月『さつき』

⁑和風月名
⁑和風月名*古き良きこと
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こんにちは。つぶあんです。
今回は和風月名・5月の「皐月・さつき」について紐解いてまいります。

5月は、五月と書いても「さつき」って言いますよね。

 

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皐月・さつき

ツツジ・サツキ

陰暦。太陽暦の5月に使われる異称です。
皐月は暦の上では、季節は夏です。
先に書いたように、漢字で五月とかいても「さつき」と読みます

このさつきはツツジの事で花の名前として知られていますね。5月に咲くツツジなので、さつきと名前が付いたようです。

   

由来

この時期より田植えが始まります。
この早苗を植える月とあり、「早苗月・さなえづき」とも呼ばれ、さらにその早苗月を略して「早月・さつき」とも書き、「皐月・さつき」となったとの説もあります。

他にも、「幸月・さちづき」「橘月・たちばなづき」とも言われてきました。

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行事ごと

5月1日は、メーデー。(五月祭・国際的労働者祭・日本では現在は労働祭として定着している)
5月2日頃は、八十八夜。雑節の言葉です。
立春から88日目と言うことで、この日を境に霜が降りなくなるので、農家がこれから忙しくなります。



この月には、「憲法記念日」・「みどりの日」・「子供の日」と祝日が続く、ゴールデンウィークがありますね。

ゴールデンウィークが過ぎると立夏・りっかです。
二十四節気の言葉で、これから夏に入りますよという季節の暦です。

「母の日」も第二日曜日に。

そして、20日を過ぎる頃が小満・しょうまんです。
こちらも二十四節気の言葉で、これからどんどん草木が勢いを増して生い茂ってきます。

以上のように季節感もガラッと変化がみられてくる時期です。
徐々に気温も上がってきて、汗ばむようにもなります。

季節の暦二十四節気はこちら↓

  

メーデー

メーデーは、アメリカのストライキがきっかけで発祥の労働者の祝日とされた世界各国での国際的労働者祭。

日本では、1920年(大正9年)5月2日に第1回が東京の上野公園で開催され、その後は毎年5月1日をメーデーとして参加者も増え続いていました。その後の1936年の3月以後は禁止され、1946年に復活しています。

メーデーは祝日化するかどうかの話し合いもあったようですが、前後に続く祝日との兼ね合いでの経済的な金融問題と、同じような趣旨から祝日になっている勤労感謝の日の存在もあり実現はしないようです。

  

憲法記念日

1947年(昭和22年)の5月3日に日本国憲法が施行された日を記念して、1948年(昭和23年)の「国民の祝日に関する法律」により制定され、祝日となりました。

「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」趣旨の元の施行で、大日本帝国憲法の後の憲法です。

みどりの日

趣旨は、自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむこと

昭和天皇の死去に伴って「天皇誕生日」だった4月29日が、1989年(昭和64年)~「みどりの日」とされてきたのを、2007年より4月29日は「昭和の日」とし、「みどりの日」は5月4日に変更になりました。
2005年の国民の祝日に関する法律の改正によるものです。

「みどりの日」という命名の趣旨としては、昭和天皇の在位中の緑化事業、及び環境問題の重要性を強調することにあるとされています。

法律に基づいた書き方が、みどりの日です。

   

こどもの日・端午の節句

子供の日と言えば、鯉のぼり

国民の祝日。こどもの日の元が端午の節句ですが、現在でも風習にちなんで節句の催しは行われていますね。

「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに母に感謝する」という趣旨の元の制定です。
ここで言う子供は、法律に基づいた書き方ではひらがなでこどもの日と書きます。

1948年の「国民の祝日に関する法律」による制定です。

  

ここまで読んできて気が付いたかと思いますが、ゴールデンウィークだけでも全て1948年の「国民の祝日に関する法律」で、できた祝日改正なんですね。

 

五月に関する言葉

五月女・田植えの時期

五月雨・・・さつきあめ・さみだれとも言う。五月ごろに降る長雨の事
五月馬・・・さつきうま 馬市の契約のこと
五月晴れ・・・さみだれの合間に晴れ渡った空。
五月川・・・五月雨で水かさが増し濁った川の事。
皐月賞・・・サラブレッド系3歳馬のクラシックレース
五月女・・・さつきおんな 田植えをする女性・早乙女・さおとめ

以上は「さつき」とつく言葉他にまだまだあるのですが、代表的な一部を紹介しました。
意外にも沢山あるんですね。

「五月・ごがつ」とつくことも沢山ありますよ。
五月秋・・・ごがつあき 田植えで忙しい季節と言う意味です。
五月女・・・ごがつおんな こちらは、早乙女ともまた違う意味。逆の言葉が秋男と言って、田植えの時期は女手、稲刈りの時期には男手と、欠かせない人手を意味しています。

他にも、五月人形、五月幟(のぼり)、五月兜(かぶと)は、子供の日にちなんだもの
五月病、五月革命などの言葉もありますね。

  

新年度にそろそろ慣れ始めるころ

この時期は、新しい環境にそろそろ慣れ始めて来て、身体の調子もようやく整い始める反面、五月病なんていう言葉もささやかれる頃ですね。

気候も良く動きやすいのですが、ポカポカしてきてなんとなくぼーっとしちゃうことも。
暑くなり始めって、意外と体力の消耗激しかったりすると思います。

そんな時を乗り切るために、好きな事をなにか見つけておくのも良いかもしれませんよ。
ちょっと面倒なんてのは身体の出しているサインかも。

仕事や学校との切り替えに体を動かすことも良いと思います。
陽も長いので、いつもの道を変えてみたり、新しい店を見つけてみたり。新生活に慣れて生活リズムも分かってきたのなら何かを始めてみたりしてみるのも。

  

まとめ

気分を新たに。

5月・五月・皐月のことについてここまで書いてきました。

日本の五月には、呼び方も「ごがつ」と「さつき」の2種類ありましたね。
昭和世代は自然に使ってきたのであまり違和感は無かったかもしれませんが、平成、令和世代には意外だったかも。

それにしても、月毎で本当に違いが大きいですね。
その月によって雰囲気も意味も全然違うのが和風月名の面白い所です。

今の日本には外国の方も多いので、ちょっと知っていると日本の良さとして話ができますね。
日本人の方が日本の事知らないなんて時代も来るかもしれません。

日本の素敵なところは是非伝えて行きたいものですね。

  

つぶあん

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