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Z世代と共に仕事をする毎日を過ごしながら、昭和が愛おしい私

*エッセイ
*エッセイ*古き良きこと
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こんにちは。つぶあんです。

ここのところなんだかバタバタしていて、家にいる時は電池切れのようにダラダラしてしまう。
どっぷり昭和世代の50代が、「あんみつ」を知らない!Z世代とのジェネレーションギャップを感じながら過ごしその違いを考える。

現在のお仕事は、昭和世代半分、Z世代半分の人間関係なのです。

 

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Z世代とは

Photo by Daniel Romero on Unsplash

平成8年~平成27年生まれの世代をZ世代と言うそう。

ちょうど我が子達がそれに当てはまる。

考えてみれば子供達よりも若い子と一緒に仕事してるのね~としみじみ思う。

上手く言い表すことが出来ないのだが、彼らの行動は気になって仕方がない。
それとは違って昭和世代と働いている時間は安心する。
それほど感覚が違うZ世代。

言わなくても暗黙の了解で動く昭和世代と違う。

言われないと動けない気がするんだけど・・・大丈夫なのかな。

まだまだ昭和の人たち多い職場だからZ世代の子たちをしつけて欲しいと言われる。

いやいや、彼らはしつけられてくれないそういう世代。

昭和的な考えであれやれこれやれ言われるのは駄目で、そう仕向ける事が必要な気がする。

昭和って、上から言われると納得してなくてもそうしないといけないルールの様な空気があったけど、世代が変わるとそうじゃない。

上手く言えないけど分かるかな?

彼らは納得しないと動けないのだ。自分の意見を持っているならいいけれど、そうじゃない場合も。
そのくせ、人と人とのつながりに苦手意識が強いのも感じる要素ではある。
納得しないと動けないのではなく、人に対しての考え方が浅くて動き方が分からないのかも!という所まで行きつく。

「コミュ障」と言う言葉さえ生まれた。
確かに言葉は少なくてこちらの言う事に「そうですね」と相槌だけの返事ばかり。
たまに自分の意見を言ったりもするが、おばちゃんたちに比べるとほとんど無いほど。

それなら、私は大きくデンと構えた安心感のように思ってもらうようなことに努めているところ。
なので、最近は何をしたらいいのか分からない時に聞いてくれるまでになった。

そうなんだよ。「何をしたらいいか自分が分からなくて動けない時は、ずっと自分一人で考えていないで人に聞くんだよ~!」と、オーラを出しているだけ(笑)

優先順位とか、効率重視とか、どうすれば仕事がうまく早くこなせるかなどの昔からある仕事のノウハウは、やって行くうちに身については行くもの。

でも、応募で集まった人員の中での正社員入社を経験していないZ世代は新人研修の経験がないから誰にも教えてもらってないよね。

就職難のご時世、誰が教えてくれるのだろうか。
雇い入れた企業は、正社員枠に漏れ非正規雇用の若者達の成長にもっと力を貸してあげて欲しいとおばちゃんは思うのだ。

 

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愛おしい昭和

Photo by Julie Fader on Unsplash

ご近所で子供たちを育てていた昭和。

小さな頃、共同トイレのあるような社宅のような長屋のような住居があった時代。

お風呂は銭湯で済ませ帰りには腰に手を当ててコーヒー牛乳を飲むのが日課だった。(笑)

今どきの人には分からないけど、昭和の人には懐かしい。

私は鍵っ子で親が留守な時は、家のすぐ前の会社の寮である若いお兄ちゃん達の住んでいる部屋に押しかけてテレビを観ていた。

今どきそんなこと、幼い少女が年頃の男性の部屋に勝手に上がるなんて怖くてできないだろう。

すごい時代だね(笑)

幼馴染同士で育ち、背中にぬいぐるみをおんぶひもでくくって三輪車で爆走したり、風呂敷をマント代わりに首にくくって手作りの仮面をつけて正義の味方ごっこなんて近所でしている子もいたっけ。

50円玉を握りしめて近くの駄菓子屋さんへ向かう。

金魚すくいのプロ(そんなの無いかー。)のように上手くなってお祭りに大活躍もしたよ。

そうそう。近所にそんな金魚屋さんがあったのさ。

懐かしい昭和の時代。

電話も共同でアパートのエントランスを入ったロビーのような場所にピンクの電話が置いてあったんだ。

スカートをまたに挟み込み廊下の階段の手すりにまたがって、下まで一気に滑って遊んだ。

一日一日が長くて時間がいっぱいあったっけ。

こんな時代を生きて来られて本当に幸せだったなと思う今日この頃。

聖子ちゃん、キョンキョン、マッチにトシちゃん世代の私ももれなく聖子ちゃんカットでした。

  

ゆっくり時間が流れていた時代と比べてスピードが速い今

別の自分を作って存在をしている時代

今の子たちは、今の私と同年代になった頃、何を懐かしむのかな・・・。

二次元や架空の世界の中に別の自分を作り上げて入り込み、世界中の人と繋がって一緒になって楽しむ方法なんて事は今の時代になってからしか出来ない。

現実やSNS、リアルな自分に別の自分って環境や感覚が早いスピードで変化していてなんだか忙しそうだけど、人間の脳は着いて行けてるのかしら?

世界も近くなり、ゆったりとした時間の流れを感じたくて現実から離れ、国内や海外旅行を楽しむ人も多いように感じる。

金魚屋さんの金魚たち

昔は忙しい中にもゆったりとした時間があったように感じている。

先日たまたま通った小学校の近くから、今は無いけれど昔の家の跡地まで車を走らせた。

古かった家々はほとんど昔とは変わっていたが駄菓子屋さんが同じ場所でちょっとコンビニみたいな雰囲気のお店に変わっていたのを見つけた。

車で通った道は小さな頃広くて大きく感じていたのに、小さな通路のような景色に変化をしていた。

それだけ自分の世界が変わったんだろう。

あの時は遠い未来の物に感じていた携帯電話やインターネットも個人の時代になったね。

自分の生きている中でこんなにスピードの速い時代が来るとは。

これだけ自分が感じるのだから高齢の母は拒否るのも分からないでもないかな(笑)

 

でも、やっぱり昭和の懐かしさが愛おしい。

つぶあん

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