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その出会いがもたらしてくれたことは大きい。

*エッセイ
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こんにちは。つぶあんです。
ここ最近は職場での人間関係・・・というか、彼(私の彼氏ではありません)とのやり取りを通じてどんどん分かってきたことや、思っていた事と一致した時やそうではなかった時の私の感じ方などを書いて来ました。

 

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過去を振り返る

記憶の中にある女性

過去に一緒に働いた61歳の女性がいました。

人に対して愛想はまぁまぁ。
何というか懐かしさを醸し出す昭和のおばちゃんと言う雰囲気の方でした。

これはこうやって下さい~なぜなら~という説明を最後まで聞かず作業に入ってしまう彼女。

胸に付けたボールペンの芯を出しっぱなしで商品を整理するのでペンのインクが商品についてしまう。(アパレル時代です)

それを、
「あれ?これなんでしょう?汚れてました!」
と数枚持ってくる。

持ってきたのはインポートのラルフローレンのポロシャツ・・・。20000円相当の商品。

「ええ?!」

原因は彼女が名札に着けているボールペンのインクだとすぐ分かり、指摘をし注意をします。

また別の場面では、油性のマジックを使用後、蓋をしないままテーブルに放置した様子、その上に入荷した商品を積み上げる。
もちろん、じんわりとインクが商品に染みました。

何度も繰り返しています。

カッターも同様。出したものを元に戻さない。

朝礼で何度も気を付けるように言い、もちろん直接指摘をするを繰り返します。

が‥、自分がしているという意識が足りない。・・・あれだけ言われても?まさか気が付いていない?

現行犯で言うと、
「意識してませんでした!」
と笑う。
「意識してください!不良品が増えてしまいます。」
えへっと舌を出し
「はぁい。」
と笑う。

「笑い事じゃないですよ。インクつけた分だけ責任もって買いますか?」
「え。」←この時だけ真顔

真顔になるということは、何か感じてるよね。
しかし、こんな風に結構シビアな態度を見せても事の重大さが分かっていないのです。

どこか違うと気が付くのに長くはかかりませんでした。
彼女をアスペルガーと見抜いたのは、アスペルガー障害の夫を持ち、自身がカサンドラ症候群になった経験がある同僚でした。

なので、医師の診断ではありません。

その特性が強かったこととして、周りの話を理解したような振りはすれども実際は全く理解していなかったような行動で突っ走ってしまう。

問題の原因に自分がいる事さえも他人事で反省も無く、注意があったことも何度も繰り返す。

学習する姿勢が全くありませんでした。

こういった非常事態が続くと、さすがにどうしたらいいのだろうか?と考えますよね。

何度も繰り返す彼女に話しても無くならない同じミス。

今後どうしたらいいかと理由や対策を何度も説明したりしたものの彼女自身は他人事のまま。

段々と疑問が大きくなり、彼女とみんなが上手くやって行けるかを日々考えて試行錯誤する。

同じことを繰り返す彼女に、辛抱強く様々な言い方で分説明をする日々が続いた頃。

また別の同僚が、仕事に対する彼女の行動がもたらした諸々について話した時、彼女はケロッとして
「もしかして私が悪いんですか?辞めた方がいいみたいですね。」
と笑いながら言ったそうです。

仕事も3ヶ月でやめてしまったほど長く続いたことがないと言っていたので、もう少し自分自身の事を理解して周りもそれを理解して活かせることを選んでいたのならと振り返ります。

どうしたら彼女が仕事を続けて行けたのか・・・。
と、思い出すたびに考えてしまいます。

この話は、アスペルガー全てと言う意味では無く、あくまで私が出会った1人の61歳の女性の話です。

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この出会いは?  

彼とのやり取りでお互いが学んでいる実感

今回の職場での彼との出会いがもたらしてくれたことは大きいのです。

過去のアスペルガーの61歳の女性と一緒に仕事をした、その時とは違う感覚です。

その違いと言うのは、彼の場合、こちらの伝えたかったことが少しづつ少しづつ届いていると言う事を感じているからです。

 

難しいと感じるのは解釈の違いです。

仕事のグループLINEに個人的な事をポンポンと飛ばす彼の行動を問題視する人も少なからずいて、

「グループLINEには、全員に伝える引継ぎや急を要する仕事の内容を送って下さいね。個人的な事はグループLINEは使わずに、相手の方のLINEか、直接会った時にお話をされてはどうですか?」

と伝えると、

「はい。分かりました。そうします。」

とピタリとLINEが止まりました。

その後、彼の担当の仕事の引継があるはずなのに連絡が無かったので念のために「仕事の事で引き継ぎは無かったんですか?」と聞くと、

「LINEを余り送るなって言われたからやめました。」

と解釈されていました。

あー。文章だと自分が読んだところだけインプットされると言う事を忘れてました。

「なるほど、今の様子だと文章を最後までちゃんと読んでいませんね?
送っていい内容と送らない方がいい内容の意味が分かりますよ。
LINEのやりとりは文章なので、最後までしっかりと読んで判断してくださいね。」

「そうだな。確かにパッと見ただけだったかな。」

  

彼は空気が読めないということはとてもよく分かります。

突然深夜に意味の分からない動画がグループLINEに送信されることも。

そう言う事もだんだんと理解できてきました。

彼のおかげで、私自身の直そうと思う部分も見つけられたし、方法は一つじゃないと言う事も学びました。

この出会いは大きいと感じています。

つぶあん

コメント

  1. ココ より:

    穏やかなつぶあんさんの文章ですが、
    実際に働くとなるとかなりストレス感じる相手ですねー。
    確かに我が身を振り返るきっかけにはなるが^ ^
    そもそも普段から空気読みすぎるくらい読んでるし\(//∇//)\
    なんておもっちゃいそう

  2. つぶあん より:

    ココさんいつもありがとうございます。
    ココさんも、空気気にしちゃう派ですよね。共感が多くて安心もらってます。←勝手に。

    難しいんですけれど、彼がひどく怒られている姿も目の当たりにしていて、それを見た皆が同じ様に彼にしてしまったらきっと彼の心は荒んでしまうかも・・・と思ったりしてしまう自分がいます。彼を見ながら我が子を重ねてしまうのかも。我が子はそこまでひどくないんですけど(笑)

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