夏には土用の丑の日がありますね!
うなぎを食べよう!と一斉に売り出すこの時期のスーパーのチラシはうなぎ一色です。
夏の土用の丑の日
夏の土用の丑の日は梅雨も明けてどんどん暑さが増す時期。暑さで身体もバテます。
そういった時期には
精の付く栄養価の高いうなぎを食べて暑い季節を乗り切りましょう!
と言う昔からの知恵なんですね。
土用の丑の日ってどうやって決まるの?
一年のうちで 立春・立夏・立秋・立冬の前18日間、
年に4回ある18日間のうち、12日周期で特定の干支の日が回ってきます。
なぜ12日周期なのか?というのは数え方が数字ではなく干支を用いているから。
その丑にあたる日が土用の丑の日となります。
その年により変わりますが、1日、又は2日あります。
土用の丑の日が2日ある場合は 1つ目を一の丑 2つ目を二の丑 といいます。
夏の土用
今年の夏の土用の丑年は?
2024年は7/24が一の丑、8/5がニの丑で2回となります。
去年2023年は、7/23(日)一の丑のみでした。
このように年によっては1回となる場合も。
2025年が7/19一の丑、7/31二の丑です。
2041年・2057年・2073年と2回あるとの予想です。
土用の丑の日とは、季節の変わり目
それぞれ土用の丑の日は季節の変わり目ですね。体調を整えておく必要が出てくる時期でもあります。
特に夏は急激な気温の差で体調を崩しがち。うなぎを食べて元気になろう!という意味も込められているのですね。
うなぎ屋さん戦略が活発化しているので当たり前の風習のようになっています。
土用の丑の日の起源は?
平賀 源内 ひらが げんない (1728~1780)
江戸時代中頃の医者であり発明家。天才であり異才の人。
男色家だったそうで、生涯妻をめとらずお子様がいらっしゃらなかったのね。
『土用の丑の日』風習発祥の由来としては、この方の最も知られた業績の一つ
だそうですが、明確な根拠となる資料がないそうなんですが、
うなぎが売れなくて困ったウナギ屋の店先に、土用はウナギを食べると良い!
と張り紙をして気客寄せをしたのが始まりと言われています。
エレキテル(静電気発生器)で有名。
オランダ製のエレキテルを修理復元された方。←原理を知らないのに修復されたそうです。すごい。
夏の土用の丑の日に食べると良いもの
うなぎ
うなぎを食べるといいこととして、疲労軽減効果があるそうです。
ビタミンB1、ビタミンB12、タンパク質なども豊富だそうで、元気がない人はビタミンB群が足りていないんじゃない?って言いますしね。
確かに!ウナギを食べると元気が出ますね!
そしてうれしいことにアンチエイジングにもいいそうです。
粘膜を正常に保つ効果があるそうですよ!
もう食べるしかないじゃないじゃないですか!
うなぎ以外にも『う』の付く食べ物
丑の日だから『う』のつくうなぎを食べると良いとされていますが、
その他にも『う』からはじまる
瓜 梅 うどん
食欲のない時期に食べやすいので良いとされています。
瓜は、ウリ科 夏野菜の代表 きゅうり ゴーヤ ズッキーニ そして、スイカ メロン など。
低カロリーで水分摂取にも。ウリ科の野菜や果物それぞれに体に良い栄養素が含まれています。
どれも夏にスーパーに陳列されるので手に入りやすい食材です!
梅は、梅干しがポピュラーですね。
日持ちもするし食事ごとに摂りやすい食材です。
6月に収穫されているので梅酒を作る人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
クエン酸が豊富で疲れた時に良い効果があるといわれています。
うどんは、暑い時期に冷やしても食べやすいということもあります。
のど越しもよく消化が良くて柔らかいので疲れた胃にも負担が少なく消化時間が短くて済みますね。
ただし、つるっと食べられるからといってもよく噛んで食べることが第一ですよ~。
まとめ
季節の変わり目、夏の土用の丑の日にはウナギを食べることは
夏バテ防止など、暑い時期にも頑張れるように考えられた先人の知恵でした。
暑さだけではなく冷たい物の食べ過ぎなどで胃腸も弱ってしまうこの時期に
胃腸をいたわりつつ体に良いとされる成分が含まれ、元気の源になる栄養価の高い食べ物だったんですね。
うなぎ屋さんは商売繁盛するし、みんなは元気になるし!一石二鳥!
平賀源内さんの案で江戸時代の夏の活気が盛り上がったのでしょうね~。
昔からの風習って本当に素晴らしい!
夏は、うのつく食べ物で運気もアップ。
そして、身体が元気になれば気分も上がりますよね。
”健全なる精神は健全なる身体に宿る”
身体が健康であれば精神もそれに伴い健康である。
運気アップもまずは身体が健康になることから始まります♪
つぶあん
コメント