こんにちは。つぶあんです。
2022年も早くも8月。
再就職して4カ月目に突入しました。
久しぶりの更新は、引き続き彼(私の彼氏ではありません)の事です。
周りと違うという認識
同僚となって3ヶ月ほどが経ち、彼の諸々な行動から発達障害だと感じた事から記事にしようと思ったのが始まり。
発達障害の人がどうこうというのではなく、社会で彼のような方と出会った時の理解を深めたいと思い記事にしています。
時々、愚痴も入ってしまうのはお許しください。
彼のような周りと違うというジレンマを抱えている方が、周りの理解があれば生きにくさも解消されていくことを願ってやみません。
それは、我が子も発達障害だからと言う事と、母にも当てはまる部分が多々見られた現実と、自分自身がその中にいるということは自分の事も知るきっかけになった事実。
日本は社会全体の柔軟性が低い部分も多いと感じているので難しい部分はぬぐい切れません。
具体的にこれ!と言う事が分かればいいのですが・・・。
彼の頭の中
日々のルーチンは別として、基本的に彼自身で考えて動けることは少ないように感じています。
それは、教えてもらったことを理解したように見えても実際の行動が伴わない。
職場では、これに関してが一番大きな問題となっています。
言葉や文章での意思疎通が難しい時、絵にかいたり色を付けたりして紙面で説明をします。
ざっくりとの説明では完全な理解は難しいとの結論です。
3カ月間繰り返し何度も話している発注に関していまだに完全な理解が得られていません。
事後報告での説明が全く理解できない様子なので、現行犯(笑)で言わないといけません。
その都度、指摘をすると
「誰々さんがこうやれって言ったのでやりました。」
と、必ず人のせい。
その誰々さんに確認すると話がずれている。
今までは、
「〇〇したから□□になっってしまった。ダメだから〇〇しないで△△してください。」
と説明をしてきましたが、何度言っても改善がされないままです。
なので、
「○○したので、□□になってしまいした。これでは困りますよね。
では、どうしたらいいと思いますか?」
の質問に変えました。
こんな風にして今回の結果はこう、次回はどうなるか?という結果を待ってまた次に進みます。
怒られる
彼の言葉の節々に、
「怒られる。」
という言葉が出てきます。
ある時、私の事をそういったそうです。
「ちゃんとやらないと、つぶあんさんに怒られるから、つぶあんさんにちゃんと確認して怒られないようにやらないといけない。」
あ~、そんな風に思っているのね。(笑)
しかし、怒られるという感覚って幼いですよね。
「私、全然怒ってませんよ。怒るのは小さい子供が悪い事と知っていてする悪さくらいです。(笑)」
「それとも?もしかして知っていてわざとしてる?それなら怒るのではなくやっちゃだめだと止めますよ。」
などと冗談を言いながら話をしているといつも彼は穏やかになります。
きっと彼は怒られる人生を送ってきたのでしょうね。
それでも、Z世代の若者とも一緒に仕事をしている中で大人の私たちができる事をして欲しいので付け加えます。
「それよりもいつも誰かに言われたからとか、言い訳を人のせいにするのはどうかと。」
その言葉に彼は苦笑いして
「僕の悪い癖だな。」
どこまで分かっているのは分からないけれど、こんな風に会話ができている事でこちらは分かってくれたんだと思ってしまっていました。
・・・が!
実は全く分かっていませんでした。
その証拠が同じことを何度も何度も繰り返すという事実です。
仕事への支障
初めての発注で膨大な量を発注してしまった彼。
後日上司から発注を抑えるようにきつく言われたことは記憶に残っているのです。
その記憶があるのにもかかわらず、発注の数が抑えられません。
繰り返し、その都度今回は発注を飛ばしてと言っても繰り返してしまう。
ここがなぜ?という疑問です。
どうしてその行動が止められないのか。
言葉で言われただけでは理解できないという部分です。
彼に発注をさせないようにする動きが必要かもしれません。
なので、フォーマットを作成して発注するたびに確認してもらおうと考えています。
在庫の限度数を記して置けば、自分がどのくらい発注してしまっているのか現実が見られるようになります。
心配なのは、発注しすぎている事実が分かってしまう事。
通常の3倍ほどの在庫数になっている現実を目の当たりにして彼がどう思うのか。
やっちまった程度ならメンタル強いですけどね(笑)
その辺は落ち込み過ぎないで欲しい所です。
確認が必須
任せて安心できる人、不安で任せられない人。
彼は後者です。
もともと発達障害だというと就業の入り口が狭い世の中です。
なので、生き辛さを抱えている方々が仕事を得るためにそれを隠して企業面接を受けている現状です。
実際には大人の発達障害って一緒にいてなんかちょっと違うなというくらいの人と、彼のように明らかに違う人まで様々。
しかも、ここまで来たら彼の口から話が出てもよさそうなのに、かかわった周りの人達からは「きっとそうだと思う」と語られるだけで、彼自身は自分で自分の事が「発達障害」だという認識は無いようなのです。
こんな風に自分で性格とか癖とかと思い込み、理由が分からず生きにくさや辛さを感じて生きてきた彼。
もちろん私も発達障害のグレーゾーンに入る一人だと自分で分析できる部分を持っています。
仕事って一人じゃなければ、確認作業が必要です。
一人一人の確認はもちろんですが、最終確認することは必須項目ですね。
彼の場合は、周りがいてこそ安心して仕事ができる環境が必要。
私のようなおせっかいな性格の場合は苦にならないのですけれど、そうじゃない人の場合は面倒に感じてストレスがたまると思います。
時代がどんどん変わってきてコミュニケーションも薄くなってきていますよね。
昔からある「報連相(ほうれんそう)」は分かり易い仕事のノウハウですが、相談することが苦手な世代の今の時代は「確連報(かくれんぼう)」なんですってね!
確認が重要だそうです。
昭和世代は相談。
Z世代は確認。
うまく使い分けて世代関係なく、皆が仕事が楽しくできるようにを目指していこうと思います♪
つぶあん
コメント