こんにちは。つぶあんです。
私は先入観で人を見たくない。
なので、自分の目と耳を使って相手がどういう人なのかという事を自分で判断したいと思っています。
それは、人って人により態度が変わるから。
「自分次第」って本当に強力な誰でも持っている魔法。
先入観
初めての所へくと出会う初めて会う人たち。
その中で私と一緒に働くことになった方について
「あの人は気を付けて。大変だよ。」
と、教えてくれた人がいました。
「あの人」というのに当たるのは50代男性の事。
そこで数年ほど働いている方。
もらった「先入観」の種は、かなり中途半端だった。
気を付けてあげて欲しいことがあるのなら具体的に教えていただけると助かることもあるかもしれないけど、具体的に何に気をつけろと言うのでしょうか?
何が大変なのでしょうか?
その人の何が分かると言うのだろう?というのが私の感想です。
もし私が「気をつけろ」という部分を私の解釈で判断してしまったら?
もしくは悪く悪く捉えてしまったら?
勝手に作り上げた間違った方向の先入観を持ってしまったかもしれません。
人は自分の中で勝手に決めつけて人を見ています。
そういう部分があるのは事実ですよね。
もし少しでも嫌な事があった相手なら、そういう部分を含めて相手を見るようになるかもしれません。
気にしない人だったら、その日その日でリセットして毎日フラットな気持ちで相手との関係を築いていくかもしれません。
私はどちらかと言うと人に対しては後者でありたいと思っています。
もちろん全ての人にできるわけでは無くそれでも仕事での付き合いはそういう関係でいたいものです。
「あの人気を付けて。」
に当たる彼は初対面で話す機会があった時に
「自分はミスが多かったからすごく叱られたし、それが原因でここではいじめられてきた。」
と話してくれました。
初対面で・・・。
普通なら初対面の私には知らないことですし、隠していてもいい事です。
きっとそのことがずっとずっと頭から離れなくなっているのでしょうね。
その初対面に彼がどんな人でどんな話をしてくれるのか?と、聞き役に徹してフンフン頷いていると、彼は、止まらなくなるほど、とてもとてもおしゃべりでした。笑
関わり方で変わる
人は誰しも優しく親切にされたら嬉しいですよね。
厳しくされたら嫌だと思う人は多いですが、自分のために「有難い」と受け止められる人もいますし、こう言う方は伸びますよね。
では、理由もなく虫の居所が悪かった時に怒られた場合は絶対に嫌ですよね。
そんな風に接し方・関わり方で人って180度変わります。
今回研修で箱の包装のやり方を一緒に勉強する時に、私が簡単にできてしまって、彼は何度やってもできず苦労をしていました。
でも、その時の私がすんなりできてしまったのは、過去に百貨店経験があったからで最初からできる人と言うわけでは無いです。
それでも、彼にとって私が最初からできる人に映ったようで、2回目の練習の時に
「あなたはできるから苦労しないでしょ。」
という言葉が出ました。
表情は、どうせ自分は苦手だからできっこないというような感じでした。
それに対して、
「昔に苦労はしましたよ。
百貨店の新人時代に包装大会があった時猛練習したから体が覚えているんです。
他にもお中元やお歳暮は数が分からないくらい箱を包みました。
つまり、身体に染みこみ当たり前になるほど包装の場数をこなしたということですね。」
と言うと、
「あー、そっか。だからか。できて当然なほど経験があるからか。」と。
「そう言う事です。
なので、やり方やコツを教えることもできますよ。」
と返すと、
さっきまでの不安そうな表情が笑顔に変わり、
「本当ですか?教えて下さい!お願いします!うわ〜良かった。」
と返ってきました。
ホッとした表情に変わっていました。
そして、コツを伝授すると、抵抗があり苦手だと思い込んでいた作業が徐々に上達して行きました。
「すごく分かり易く教えてくれたから、なんか自分もコツをつかめてきた。だから練習すればできるようになる気がする。」
と喜んでくれました。
人からはミスが多いと小馬鹿にされ、仕事を辞めたいと思っていた彼は関わり方が違っただけで早くも上達できるようになって来たのです。
次は数をこなして成功体験を積み上げて行ってもらえば、「自分はミスをする人」という思い込みから脱することができるようになるのでは?と思いました。
教え方&教わり方
教え方?それだけではなく教わり方にもコツがありますよね。
教えてあげたいと思わせるのは彼が一生懸命だったからです。
まだ会って数日しか経っていない中で「自分はミスが多い」と何かにつけて口癖のように言っている彼に、言ってしまった私。
「なんでも最初からミスが多いと言っていると、ミスする自分を自分で作りますよ。」
あ!しまった!すかさず言い直しました。
「あ、ごめんなさい。こう言いたかったんです。できた自分もいるはずということを。それに、今まで起きたミスも大切な経験です。」
そしたら、彼は嬉しそうに
「そうだよね。その通りだ。そのミスで気を付けるようになって今ではほとんどミスしなくなった。」
と言ったんです。
「なら、もうミスが多いわけじゃないじゃないですか。」
「そうだ。考えてみたらそうだった。(笑)」
自分自身を大切にするって大事な事
周りが彼の事をミスが多い人だというレッテルを貼って、それと同時に彼自身も自分にレッテルを貼っている事への気づき。
人は自分の思い込みにより左右すると言う事も大きい。
そんな彼に得意な部分を見つけて伸ばしてレッテルから解放される日をいつか迎えられるように後押しできたらと考えている私です。
もちろんそれは周りの新しい仲間たちとお互い様で行けるようにとの思いも有ります。
私は私を大切にして、周りも自然に良くなるようにを実践中。
こんな風に今の環境の中で人に対して、自分の考え方を自然に活かせるようになれたなら。
きっと綺麗なオーラで周りにも良い人が集まるようになってくる。
そんな良い空気感を育てて行きたい。
まとめ
人の変化を目の当たりにして思う事を書いて来ました。
相手は自分次第で変わることを知りました。
今後が楽しみでなりません。
自分ケアって本当に大切な事。
ここでこうして些細な日々のやり取りをきっかけにしながらちょっとした心のケアも書いていけたらと思います。
自分が変わることで人の態度も変わります。
人を変えようと思うとできない難しさも、同じく自分次第で変化が分かります。
自分がどうして欲しい?
と思う事を自分からするだけ。
いろんな考え方がある。
そういう考え方もあるのねくらいに受け止めていただけると嬉しいです。
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました。
つぶあん
コメント
あの人に気をつけてって本当に余計なお世話で 、そんな言い方するあなたに気をつけるわって内心思っちゃいます(¯―¯٥)
そして私も百貨店勤務してました
包装懐かしいです😊
ココさん こんばんは(⌒∇⌒) 内心思っちゃう気持ち分かります。もう少し具体的な理解があれば良かったのかもと思います。
ココさんも百貨店だったんですね~。しっかり練習しますよね(笑)ありがとうございます!