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【不登校経験記その後①】何故突然不登校になってしまったの?いじめを受けた後遺症を身体は覚えている。

⁑不登校経験
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こんにちは。つぶあんです。
今回は、我が家の次男の不登校経験記その後を書いていきます。

過去記事は↓こちらです。

我が子が不登校になったあの日のこと【不登校経験記その1】

我が子が不登校になったあの日のこと【不登校経験記その2】

我が子が不登校になったあの日のこと【不登校経験記その3】

我が子が不登校になったあの日のこと【不登校経験記その4】

あれ以来、いつも模索状態です。

それは出口とかそんなんじゃなくて、我が家はこうなんだよと言う考えから。

何が正しいとか間違ってるとか決められない。

決めもらっては困る!という思いで書いていきます。

うまく言葉にできずごめんなさい。

気分を害されないようよろしくお願いいたします。

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突然不登校になった頃を振り返って

高校入学しての1学期は、
「工業の授業が結構面白い。」
「面白い友達もできたよー。学校生活も満喫してる。」
と本人も言っていました。

担任も厳しくも優しい先生で次男はすっかり打ち解けていた様子で、日々高校生活を楽しんで送っていたと感じていました。

そんな日々を過ごしていた矢先に突然学校へ行けなくなった事。
何が何だかわからなくて、一緒に悩んでもがいて日々を送っていたことを思い出します。

先日ある方のTwitterを見つけて思わずリツイートしました。

全く同じ状態で次男は不登校になりました。
どうか、先々にこういうことが起きるかもしれないという事をもっと知って欲しいのです。

当事者のいじめをやめさせれば解決ではないという事を。

原因がいじめだったこと

次男は中学2年の時、いじめに遭っていました。
それはある特定の子からで、言葉や暴力と言った次男にとって全く理由の分からない行動でした。

思うに、いじめた側は「特に理由もなく、何の意味もなく、その時の気分での行動」で、される側の気持ちも考える余地もなく行動に出たという事でしょうね。

こういう問題は、その時だけで終わってると思っていたら大間違いなのです。

その児童はそういう性格なのか、周りにも何人も次男と同じように被害に遭っていた子もいたようです。

何故、その児童はそのような行動に出てしまうのか・・・。
本来はそうなる前にその児童の心の背景も知ってあげていたなら防げていたのかもしれません。
しかし、こちらは理解できるはずもなく、そのような考えも浮かびません。

次男はそれが嫌で嫌で何度も悔しそうに家で訴え、様子が分かるのでまだ助かりました。

先生に報告相談もしながら学校生活を送り、3年生にはクラスを離してもらうなどして卒業することができました。

その時は・・・です。

新環境、いじめる子とも全く会う事もなく心機一転楽しく送っていたのに・・・・・です。

辛い!、悔しい!、やめて欲しい!、助けて欲しい!、逃げ出したい!

様々な切実な想いがこうして溜まって行っていたんです。

そしてある日突然溢れてしまったのだと思います。

過去、何度もカウンセリングをして、何も分からないうちは私のせいと自分を何度も責めてきました。

先生は、決してお母さんのせいではありませんと言ってくださいましたが、私自身はそれを受け止められずにいます。

あの時、引っ越しでもできていたら違っていたのかもしれない。
もっと早く気付いてあげられれば良かった。
そう思うだけで力が無かった自分を責めてしまいます。

ふと思い出すたび胸が締め付けられます。
もう、過去にこだわっても仕方がないんですけどね。

私自身が経験した大人のいじめ


過去に私自身も職場で大人のいじめに遭ったことがあります。
簡単に説明すると、それは分かり易い「やっかみ」と言うものでした。

職場でチーフを一人決めなくてはいけなかった時、最初と次の人が断りました。
3番目に私のところへ話が来た時に本当に困ったと上司に言われやむを得なく引き受けたことがあります。

引き受けたところ、一番最初に断った人からのいじめが始まりました。
私からしたら、あなたが断ったから引き受けざるを得なくなったのに!と言う気持ちでした。

根も葉もない噂を立てられ、周りの人を巻き込みじわじわと私を孤立させようとする彼女の洗脳に私は気付くのは早かったです。

でも、女性特有の職場で私が言葉にしたこともない嘘が広がり、事実が良く分からずでした。
何のためにそういう事が必要なのか全く理解できませんでした。

誰にも確認方法が無く、味方はいないと覚悟を決め仕事だけをこなすように努めていました。

半年くらいたって彼女は私を昼休憩時にランチに誘い一緒に行った先の店で、
「大丈夫?あなたパート全員から嫌われてるよ。」と突然含み笑いで言われました。

あの時の彼女の表情は今でも忘れることができません。自然に涙が出ました。

仲が良かった同僚でさえ、私は誰も信じられなくなっていました。

でも、私は何も悪いことはしていないので自分は何も言わずひたすら耐え、仕事をする姿勢だけで分かってもらえると考えていましたが、あまりのいじめに耐えられなくなる日が来てしまい、退職しました。

今思うと残念ですが、耐え続けて仕事をしていく気力も無くなっていました。

そんな風にして退職したのですが、最後の日に会いに来るなど彼女はなぜか私に仲が良い振り?をしていました。気持ち悪いですね。

どうやら周りは気付いていたようで、私が辞めた後次々と退職が続きました。
やめた同僚がいつ自分に矛先が向くかもしれないと思っていたそうです。

そのくらい彼女は影響力がある存在だったのです。

退職した同僚の中で信頼できる人が2人いて今でも親交があります。
誰も信じられなくなっていたと後でやっとの思いで話した時、何も語らなくてもすでに十分に分かってくれていました。
私が話さないのだからと私を想って態度を変えずにいてくれたのです。
それが私にとっての救いです。

次男にはどうしたらそういう事で心のとげをとってあげられるのかと今も模索中なのです。

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いじめの爪痕は後からやってくる

私は自分で彼女から離れる選択ができて現在に至りますが、ここで終わりではありませんでした。
そんなこんなで、徐々に蓄積していく何かが心に残っています。

何?と言われても答えが自分でははっきり分かりません。

いじめはそういった爪痕を残すのです。

自分自身の中でも、家族の中でも、友達の中でも、環境の中でも。
これを克服できる精神力だけではない何かが必要です。

なぜなら、自分の中では終わったと思ったことが、後から突然襲いに来る脳の不思議があるからです。

克服できないという事ではなく、人それぞれです。

あのことが無かったなら・・・と思ってももう過去には戻れません。

人を恨んでもその人は分かるはずもないけれど、いじめをされる原因なんてない。

ただ、された側はこうして積もり積もった何かと戦っていくという事を、した側は理解すべき問題です。

した側の知らないところで、された側はこんな風に戦っているのです。

気づいた事・分かった事

子供が不登校になり気づいた事や分かった事が沢山あります。

人によって表れ方は違うし、皆が皆、表面化するとも限りません。

その中でも親って何?という事にもぶつかりました。

自分が親になって自分が子供の時に親にしてもらえなかった事をしてあげたいと思っていました。
逆にされて嫌だったことは決してしないと決めました。

親も人間ですから、私自身も自分の親を許す受け入れるという葛藤があります。
そして我が子にも同じようにお互いが受け入れられるように。

私は言葉の虐待を受けていた頃があります。
母は心の弱い人で私にうっぷんを吐くことで自分を保っていたのだと思います。

大人になってから幼心に思っていたこと、ずっと苦しくて話した時、母は号泣して「私を責めればいい!」と他にも書けないような言葉を私に向けました。

ただ、あの時はごめんねと言って欲しかっただけなのに。

でも、話せたことは良かったと思っています。
母の弱さを知ったから。
どんな母でも今では大切な母です。
伝わってくれればそれでいい。
あなたが娘で良かったと思ってもらえれば。

虐待を受けて育った子供は、それが普通なんだと理解解釈して育つそうです。
逆にそれが無いと不安にさえなるとも。

傷ついた迷いネコが人間に保護されても、なかなかその人に懐かないままなのも納得できます。
きっとそれは人間が怖くなるほどの何かがあって、心開くことができなくなっていると思うから。

なので、時間が必要。
時間だけではない、もちろん最大の愛情も必要。
それよりなにより本人の気持ちが必要だと思う。

確実な答えはありません。難しい問題です。

不登校は悪い事じゃない

でも、不登校は悪いことではないと断言できます。

これは経験したから語れることでもあります。

不登校はその子を守るための大切な時間と感じています。

不登校の時間を大切にしてください。

不登校だってできる事は沢山あります。

自分をいっぱい癒してあげて下さい。

昔よりも分かってくれる人は増えている世の中になってきています。

悲しいかな、それだけ多いってことなんですよね。

時代は変わるもの。

そして変えていくものです。

まとめ


不登校になる前に気付いてもらえることを望んでいます。

学校へ送り出して働かないと暮らせないのが現状ですよね。

これから先の未来を託す子供たちに希望を与えて欲しい。

それを見守る親が安心して学校へ送り出せるようになってほしい。

不登校経験を持つ子供の親として。

いじめを受けたことでの後遺症に今でも襲われることがある一人の人間として。

いじめは絶対ダメ!と分かって欲しい。

切なる願いです。

つぶあん

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