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韓流ドラマ「ボーイフレンド」の魅力 人を好きになるのに理由はいるのか?

*ドラマ & 映画 & 本
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今回は韓流ドラマ「ボーイフレンド」を見ての感想文(笑)

アイキャッチ画像は急いで描きました。
ボーイフレンドの字が思うように書けずにじんでいますがご愛敬で♪

ソン・ヘギョ&パク・ボゴムのドラマで、実年齢では、40歳のソン・ヘギョと28歳のパク・ボゴム(12歳差)での共演だったそうですが、ドラマ内での設定は35歳と29歳とのことです。
最近の韓流ドラマは年下男子との素敵なラブストーリーが多いですね♪

 

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ドラマの始まりは、キューバ

政治家の娘としてテギョングループの嫁となりそして離婚という幕を閉じてからもまるで芸能人のごとく常に世間の注目を浴びている女性、ソン・ヘギョが演じるチャ・スヒョン


誠実で素直で努力家。一年かけてキューバ旅行を計画し一人旅を楽しむ青年パク・ボゴム演じるキム・ジニョク

「ボーイフレンド」公式サイト
「太陽の末裔」ソン・ヘギョ×「雲が描いた月明り」パク・ボゴム 美しい異国で男女2人の運命の愛が奇跡を巻き起こす!世界中の女性に究極のトキメキと感動を贈る、今世紀最高のロマンティック・ラブストーリー!

二人の出会いはキューバから始まります。
出会った時はお互いの素性は一切話さず知らないまま出会いを楽しむ二人。

このキューバでの情景(とても意味が有る場面)がとても素敵で、印象深くドラマの出だしを彩っています。
2人が日常の生活に戻ってもキューバの事が心に残り、素敵な余韻を楽しむために思いにふけるような・・・そんな旅の思い出となって行きます。

そんなに印象に残る思い出となるのは、景色や情熱さにあると受け止めることができます。

二人の出会いはキューバでの奇跡の夕日。恋人たちがそこでプロポーズをすると言うほどの美しい夕日を浴びながら出会う二人です。
そこには、なぜキューバだったのかすぐには分かりませんが、ドラマが進むにつれて意味があるシーンだと言う事が分かって行きます。

  

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住む世界の違う二人

ドラマの設定は二人の住む世界の違いから生まれる価値観の違いによる葛藤。

当たり前に過ごしてきた環境の中で作り上げた日々。
その中で育ち作り上げた価値観と言うものが人にはあります。

成長過程で育つものや、親や周りの人に接することで出来上がるもの。
社会に出てから身に付くものや、出会った人から受け止め受け入れることで新たに育てて行くもの。

その時に何が起きるかで変化するので人の数だけ様々です。

そしてそれをどう育みどう受け止めるかも人それぞれ。

そんな奥深い愛に満ちたことで決断することの希望と隣り合わせの怖さ。
自分だけが幸せでは行けないと言う想い。

それらが周りの人たちが抱えている思いやり溢れるドラマになっています。

思いやりの仕方が分からないで不器用な大人も沢山います。

人の思いやりを感じて受け止めることのできない大人も。

気が付くことができるか気が付かないかのタイミングもとても大事なのかもしれません。

予告編を観てみましょう♪

  

運命的な再会

キューバでは二度と会うことが無いと思って過ごした二人。(お互いは直接名前も住所も聞いていない)

キューバでスヒョンの乗る車の運転手が起こした事故でカメラを壊されたジニョクにスヒョンの秘書が名刺を渡していましたが、スヒョンが同乗していたことは旅行の最後で知ります。

実はジニョクはキューバ旅行の前にスヒョンの経営するホテルの採用試験を受けていました。
旅行の帰国時に合格の連絡を受けそこでやっと自分が出会った女性が就職先の代表と一致していたことをもらった名刺とネット検索で初めて知ることになります。

そして入社式。スヒョンも多くの新入社員の中からジニョクを見つけ、運命の再会です。
気になったスヒョンは、キューバでのことを思い出しながらジニョクの新入社員の書類に目を通します。

そして、ジニョクの事を嘘つきではないと確認。
スヒョンは男性は嘘つきだとでも思って育ってきたのでしょうか。
そんな風には見えないけれど、素直に心開けないスヒョンの育った環境が想像できるちょっと切ないシーンなのかも。

とてもジニョクの事が気になっているスヒョンは出会った時にジニョクの事に惹かれている様子がうかがえました。

一方ジニョクは、スヒョンが代表と分かってからもキューバで一緒に過ごした時からの可愛いスヒョンを見つけては喜び、その度にどんどん惹かれていく。

それも意外と強引に(笑)そして周りのバッシングにも臆せず、一途にただスヒョンを見つめて想うように。

   

   

チャ・スヒョン/ソン・ヘギョ

現在はトンファホテルの代表を務める。
時期大統領とも噂されている父親が政界におり、母親の夢は大統領夫人で、それを叶えるためには自分の娘でも利用するほど必死になっています。

スヒョンは父の政界での活躍のために母に言われるがままテギョンに嫁ぎ、姑の執拗な仕打ちにも応え立派な嫁を務めるように努力してきたが、夫が不倫し離婚することになり傷つき離婚に至った過去を持っています。

離婚の慰謝料にと姑からあてがわれたのが経営が傾きかけていたトンファホテル。
今ではそのトンファホテルを業界NO.1にし、経営の腕は一流で、社員に愛される代表となっており経営は順調。

スヒョンの育った環境と住む世界のため世間からもいつも注目を浴びているせいで周りにも常に特別な人として映っています。

スヒョンはそんな人生の中、誰にも心を開くことなく自分が耐える事に慣れ強く生きてきた。

そんなスヒョンを愛おしく思う人物達はスヒョンを気の毒に感じていてスヒョンを影ながら守ります。

   
  

キム・ジニョク/パク・ボゴム

小さいながらも果物屋を経営している両親の元で育った純粋で前向きで努力家な青年。

父と母と弟を想い、愛され育ったことが良く分かる家庭環境が映し出されていて、周りを固める友人たちも面倒見が良く気さくでいい奴が多いのもジニョクの人柄ならではのつながりなのでは?

表情がころころ変わる人の好さがにじみ出るようなパク・ボゴムの演技も素敵です。
新入社員っぽくてかわいい青年さも有りながら、代表との距離を縮めていく過程で世間から注目を浴びるようになりつつも決して揺らがない芯の強さが。

素直な気持ちで正面からストレートにぶつかってくる男気あるジニョクの魅力にもスヒョンは惹かれていくのは、必然な事とうなずけます。

見ているだけで応援したくなるようなジニョク、スヒョンを好きになったことで困難にぶつかりますが、その姿をスヒョンに見せず自分で対処する力を持っています。

全く!この男はどうしたらこんな風に育つのかー!と母心で見てしまう私。
それは所々に出てくるジニョクが語る家族の話や、家族の在り方や家族の愛情で理解できます。

子供を持つ親として勉強になります。

  

素直さと思いやり

裕福な家庭で育ったが自由にならないスヒョンを知り、年下のジニョクが言う言葉の数々がスヒョンを救います。
自分の方が大人だとは思わずに素直にジニョクのその言葉のひとつひとつを受け止めて考えているスヒョン。

「深刻になると事態は悪化するけど、笑えば大したことない。」
そのジニョクの姿勢がスヒョンを想う周りの人を動かすことに繋がって行く。

素直さと思いやり溢れたジニョクとの出会いはスヒョンにとっては必然になって行くのです。

ジニョクの性格はとっても魅力的で私もそんなジニョクの考え方に感動した一人。

見て見ぬふりをして人ができなかったことを、間違っていないなら進めばいいと一直線のジニョク。
こんな人なかなかいませんよね。

そのジニョクの良さをすぐに見抜いた人がいます。
スヒョンの父親の元同僚で、今はスヒョンの運転手をしたりそばについていてくれる顔の大きさが売りの(笑)ナム室長。
そしてスヒョンの秘書であり、唯一の友(ナム室長の紹介で知り合った)であるチャン・ミジン。

この二人もいい味出しています。(笑)

  

人を好きになる理由は後からついてくるのかも

住む世界がまるで正反対な二人が出会って惹かれ合う。
人を好きになるのには理由は要らない。
理由を先に考えて好きになるのなんて、本当の意味での好きではないのかもしれませんね。

でも、好きになると後から理由が付いてくることはあります。
囚われた世界から自由な世界へ連れ出してあげたい。きっとジヒョクはスヒョンにこう思ったことはあると思うんです。

それでも、無理強いはせずに自ら飛び込んでくれるように、自分自身の意志で羽ばたいてくれるように促していることを本人は気が付いていないかもしれません。

いろいろな壁を乗り越えて強くなる二人。
その過程が大切だったと気が付く頃には二人の想いはゆるぎなくなっていきます。

そんな素敵な事を教えてくれるドラマです。

   

   

まとめ

自分を大切にする心と自分が正しいと思ったことに進む潔さを教えてくれるこのドラマは、弱い心と迷っている気持ちの時に背中を押してくれることもあるかもしれません。

ドラマや映画ってそんな力がありますよね!

人を陥れるなどと言う事とは限りなく遠い、「素直な心と思いやりの心」どちらも素敵です。

人の醜い部分はもしかしたら思いやりの裏の心なのかも。
人生にはそんなことを知ることもあるのかもしれない。

人を理解することも必要ですが、自分を幸せにできてこそ人を幸せにできること。

誰かを幸せにしてあげたい。
そんな思いがある人ならきっとこの二人を応援したくなります。

そしてその二人を取り巻く人たちも本当は幸せになっていいはず。

それはこのドラマの先に映し出されていない部分で・・・。

  

つぶあん

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