服大好き!アパレル経験が長いつぶあんです。あなたは、洋服をどこで買いますか?
私は断然ネット派なんです。
今回はネットで洋服を買う時の不安を、少しでも解消できるように解説します!
私は長年メンズアパレルに携わってきました。百貨店での学生服から始まり、紳士服、カジュアル、オーダースーツ、シューズまで、トータルで経験し販売歴も15年以上のつぶあんがこの記事を書いています。
ネットで購入する際の悩み
ネットで洋服を購入しようとする時、躊躇する理由があると思います。
1.ネットで買ったことがない。
2.自分のサイズが分からない。
3.失敗してしまったら?
大きく分けるとこんな感じでしょうか。
ネットで買ったことがない
初めてのネット購入は不安でいっぱいですよね。私もそうでした。
慎重派の私は、そのサイト利用者のレビュー(感想)やその商品の購入者のレビューもしっかり読みます。
例えば、カタログの通信販売やテレビショッピングなどで商品を購入してみたことはありますか?
Amazonなどで服ではない何かを購入してみたことはありますか?
仕組みは同じです。
実店舗で買う事が、もっとセルフサービスになって、好きな時間に好きな場所でお買い物できるのがオンラインでのネット購入です。
カートに入れるだけでは料金は発生しません。商品を選んで購入を決めて「よし買うぞ!」となって初めて決済に移ります。
その際、新規登録を促してくるサイト・登録しなくても購入できるサイトなど様々です。初めに登録をしておくと、次回からの購入が便利になるためなんですよ!
購入する先のサイトは、まずは大手を選ぶのがおすすめです。利用者がそれだけいて対応もしっかりしているサイトでなら安心してネットでお買い物できますね!
自分のサイズが分からない
ネットで買う時にサイズが分からない。これは多いと思います。
この場合、すでに手元に届いたもののサイズが合わないときは交換と言う方法が有ります。
更にはどうしても合わなかったら返品交換が可能な期間内なら返品もできるようになっています。
基本は商品の到着から1週間ほどです。
「届いたけど忘れてて一か月過ぎちゃった」などと言うのは理由にはなりませんので気を付けて下さいね!
商売なので期間を設けています。その辺はしっかりと期間内での確認をよろしくお願いします!
※更に購入の際の分かりやすい場所の注意書きに「返品交換はできません。」などと不可の理由が書いてあるときは例外です。ここはご注意くださいね!
商品を購入する前にサイズを確認しておくのが一番良いですね!
なんとなくいつものサイズで買ってしまうと、その商品のシルエットや素材などで、思っていたのと違う!となりかねません。
サイズの確認の仕方
たいていの場合、商品の概要欄にはサイズ表記されています。こちらは、商品の出来上がり寸法です。
思わず返品交換なんてことにならないように、ここは要チェック項目です!
「でも、数字だけでは分からない!」
その通りです。数字だけではなんとも判断が付きにくいです。
そこで、私がとる方法でオススメなのが、自分の洋服と照らし合わせてみる。
基本にするのは普段着ている自分が持っている洋服を使ってサイズを調べる方法です。
まず洋服を平置きします。メジャーを用意してくださいね!
このような形で自分に丁度良い服のサイズを調べましょう!
大まかなサイズをメモっておくことをお勧めします。
トップスの測る部分は、細かくあちこち調べる必要はありません。
それは、表記にないからです。なので、表記にある部分のサイズを比べてみることをおススメします。
最低でも、胸周り(バスト)お腹周り(ウエスト)肩幅は実寸の方が良いので、目安程度に。
袖丈は肩の縫い目から袖先までになりますが、肩幅が広いとそれだけ変わるので、あえて表記しませんでした。
この場合は、ネットショップの表記によりますが、平置きサイズで一周分の半分の数字の表記が多いです。
ボトムスの場合は、ウエスト・ヒップ・股下などが必要です。
股下の補正が付いているものは一度直してしまうと返品交換できませんのでこのサイズで絶対大丈夫!なものを選ぶ必要があります。
シルエットによっては、ウエストはぶかぶかでヒップがきついなんてことは多々ありますので、注意が必要です。
一番サイズの大きい場所に合わせて商品を選ばないと、せっかく買ったのに着られないことがあります。
素材も必ず確認する
サイズが分かったらもう一つ大事なことがあります。
それは、素材です。服のサイズを測ったら実寸のウエストより細いけど?ってことがあります。
それは、伸びる素材の生地の洋服ではありませんか?ウエストがゴムになっていませんか?
今のアイテムにはストレッチと言う機能を持つ素材が沢山あります。
ストレッチと言うのは素材そのものにポリウレタンが入っています。このポリウレタンは、たった2%入っているだけでも良く伸びてくれます。
生地によっても着心地が変わりますので、どんな素材の生地を使っているのかもチェックしてみて下さいね!
余裕の確認
そして、サイズの選び方にプラスして欲しいのが余裕です。
動きやすい余裕と言うのが人それぞれ違います。
そして、ストレッチ生地ではない従来のワイシャツのような綿100%のシャツは伸縮性が低いので、Tシャツと同じサイズで購入すると動きにくいと感じます。
同じMサイズでも、Tシャツと、シャツ・ブラウスでは平置きするとサイズ感が違うのはそれが理由です。
1回だけ。自分のサイズを知ってしまえば、後は楽です!
この時、私の服はお腹周りが平置きで47㎝だから、47㎝じゃないとダメ!ではありません。
それより小さくなければ着られるかな?くらいで大丈夫です。
1㎝単位で細かく気にしてしまうとピッタリサイズなんて見つけられないので、大体の目安サイズとして、余裕をもって覚えておいてくださいね!
この方法なら、本人がいなくても洋服が購入できます。便利ですよ!
私は子供のブラックスキニーをこの方法で購入しています。
サイズ+素材 ここが要チェック項目です!
失敗したら?
理由によりますが、何とかなるのにという事でしたら、そのまま放置だけはしないでください。
以下、すべてのパターンでショップとの連絡が必須になります。
間違って購入してしまった。 ➡ 出荷前で可能でしたらキャンセルしてください。
ショップによってはキャンセルができない場合があります。
この場合はショップ側と連絡を取り処理が必要になります。
そうならないためにも購入時は、しっかりと確認してくださいね!
サイズが合わなかった。➡ 交換できるサイズがあるなら交換を!
こちらもショップとのやり取りは、必須です。
もちろん、購入時に返品交換不可なるものをポチっとして購入された場合は致し方がないことになりますが、その場合気に入って購入したのならサイズが大きい物は、お直しで着られるようになるかもしれませんよ!
以前書いた記事に詳しいことを載せています。参考にしてくださいね。
不良品だった。などの、店側に理由がある場合 ➡ 返品してください。
こういった場合は是非ともそのショップに必ず連絡をして対応してもらってくださいね!なぜならショップの勉強になるからです。
ショップ側の検品ミスなど傷物や不良品は、正当な価格で購入している消費者の責任ではありません。
面倒だからなどの理由で購入したままにしないで下さいね。
店頭で対面せずでの購入なのですから、その場で気軽に質問ができないのはデメリットかもしれません。
その分じっくりと時間は掛けられますが、その後に発生するであろうやむを得ないキャンセルや交換も必要な事だと思います。
もちろん最初から交換や返品を前提としての買い物はお勧めしません。
お店側もお客様側も信頼関係でつながって欲しいからです。
購入する時にしっかりと良い物を選び、気持ちの良い買い物をしていただけるように、ご購入前に失敗しないような方法も書いてきました。
ネットで楽しんで洋服を買ってもらえるように、そのヒントとして参考にして頂けると嬉しいです。
店員が苦手だからネットで買うという場合
そういう方も多いかも知れませんね。
大きなショッピングモールでテナントショップが沢山ある便利な時代。
店頭が苦手な人へ書いた記事があります。
ちょっとだけ読んでみて下さい。お役になてるかもしれません。
まとめ
ネットショッピングは、しっかりと理解すれば怖くありません。今後、どんどんこういった販売方法に変わって来ると思われます。
サイズが分からない悩みは自分の服を目安に解決できます。サイズが分かればそれだけでも失敗はかなり減ると思います。
それでも、不良品だったり、お店側に理由がある際は返品申請してすぐに送ってしまいましょう!
私のいた店もネットでオンラインショッピングができます。
お客様のキャンセルも、もちろんあります。
サイズ交換は、面倒かもしれませんが、せっかく購入されたのに着られない!なんてことになると本当に残念。
そのためにネットショップにはお客様からの申し入れを承るスタッフがきちんといますので安心して申し出ていいんですよ。
そして、ネットショッピングをもっと利用して欲しいとも思っているんです。
このご時世ですから、実店舗を利用しなくても洋服は購入できるという楽しさをぜひ利用してくださいね!
実店舗にいる時、ネットを利用されているお客様も多々いらっしゃって、失敗談などもよく聞きました。
なぜ失敗したの?と伺うと、内容的にもったいないお話が多くて。
この場を借りて、こうして洋服を試着しないで購入する方法なるものも含めてお伝え出来て嬉しいです♪
是非楽しいお買い物をリラックスタイムに♪
つぶあん
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