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どんな心理?何故知りたくないことをわざわざ教えてくるの?

⁑自分ケア
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そういう人いますよね。

言葉で傷ついてしまうくらいなら知りたくなかった・・・。それは、知らなかったら気にならないこと。
そんな知ったら嫌な気分になる事をわざわざ耳に入れる人はどういう心理で話してきたのでしょう?
こればかりは教えてほしくないので、教えてくれてるありがとうとは素直に言えないモヤモヤありませんか?

 

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聞いた途端の呪縛

それは、その人がどういうシチュエーションで発した言葉なのか?見えないから、こちらの受け止め方で解釈してしまう危うさがあるほど物事って背景が重要ですよね。

例えば、  

我が家の場合、母の言葉になると、あなたが(実際には「あんた」と言います)こうだから、と言う見えない前置きがあって、「だからあの人からこう言われちゃったよ。」

そんなニュアンスで言います。

つまり、何か私に言いたいの?母が言いたいことがあるけど、人の言葉を借りて私に言ってるの?そして、言った後の私の事は気にしない。つまりは言いっ放し。言葉を選ばないしたちが悪いし厄介でたまらない。

  

職場でもいました。

「あの人があなたのこと、こう言ってたよ。気をつけなよ。」と続く。

実際に「あの人」と話していてもそんな雰囲気はありませんが、その言葉を他の人から聞いている限りそういう先入観が植え付けられてしまっている。

そして、それを伝えてくれた人の「気をつけなよ。」と、言う言葉。何に気をつけろと言うのか?
新たに付け加えられたことで余計に複雑化し訳が分からなくなる。

その人に対しても感じてしまう何かが生まれる。

あー。もう!まんまとやられてしまっている。こういうのを呪縛と言うのでは?

そして何を思ってその人が他の人の真実か分からないけれど、傷つくような言葉をわざわざ教えてくるのか?裏がある人がほとんどなのでは?と思ってしまう。

それほど人の心はもろい。

 

脳が自己を守るために遮断する

私は人の悪口を言う人の話は聞きたくありません。キッパリ!

愚痴を吐いてスッキリするというのは時と場合によりますが、悪口ばかりならちょっと引いてしまいます。なぜなら、聞いているだけで、この人きっと私の事も言ってるんじゃないの?と思うから。

悪口を聞いてる側って相手の話の主人公がいつか自分になるかもしれないと思って話を聞いてるかもしれない。共感してなくともその場に一緒にいるだけで自分も言った気になってしまう後味の悪さ。

私はこっそりその場を離れることがありましたが、「話を最後まで聞かないよね」と言われてました。それはその通り。悪口大会なんて参加したくないもの。でも、それは自分の精神を守るため。

人の悪口って自分はそう思っていないのに、その場にいただけで相手にとっては共同体になってしまいそう。

 

何のため?

話を戻して、「あの人があなたの事をこう言ってた」

それを聞いた後の私は、その時は人の言う事なんて気にしない!と思うのですが、じわじわと別の方向からもやもやがやってきて・・・。

その人は何も知らずに言ってることだから。何を言われようと気にしない!と気持ちはそう思いたいと、言うわけで、「誰かが言ってた事」はそんなに重要じゃない。

なぜそれを私に教えたのか。
その意図は何だ?という事に変換されてどんどん闇の中へ入って行ってしまう。

こんな時、聞いた方はどうしたらいいのでしょう?

そのまま黙っているべきか。元の人物に確かめるか?
いやいや、聞いた話を確認するとは、私は検事か弁護士か?(そんなオーバーな)

それともどういうつもりで私にその話をしたのか、そっちが知りたい。

直接「どういうつもり?」と事実確認をして、今まで通り平静を保てるのだろうか。

「分かった。教えてくれてありがとう。直接相手に確認してみるね。」と返答したらどう思うのかな?

みんなが言ってたと話を盛って話す人も多いから「みんなって誰と誰?本人たちに聞くわ。」と言えばもうそんな告げ口してこないかも。

人から聞いた話は鵜呑みにしては危ない。操られる恐れがある。

 

受け止められなくなっている自分

私は、職場で接客中に涙が出てきてしまうという適応障害のような症状で働くのが辛くなり、2度退職しています。
初めはいじめに遭った職場。
2度目は再就職した職場です。

調べてみるとうつ病の初期症状だとも書いてあります。

直近で退職した時は、それを知っていたので、自分の中でヤバイと思って申し出ました。

シングルマザーだし、辞めるわけにいかないと何年もだましだまし勤めていたんです。

そんな自分の事を持て余し、辛くなり、普段より何故かできなくなる病(そんなのあるかな?)になったり。

社会不安障害や、うつや、そんな精神的なことって理解してくれと言う方が難しいかも知れない。

子どもの不登校問題でも母と私の子供と意見の違いの間に挟まって身動き取れないこともありました。

もしかして、私じわじわとストレスためて来てしまったのだろうか。

そろそろ心のコップが溢れる寸前なのだろうか。

怖いな。そのままにしてたらどうなっちゃうんだろう。

そんな心配をしたくなくてもわざわざ考えてしまう。

病院行けよーですね。ホント

身内が鬱になったことがあるので、とても敏感になっているのもあるかもしれない。

 

直接話す

思い切って切り出します。

私の場合は母に。

「確認したくて聞きたいんだけど、私が傷つくかもしれない事を何故わざわざ教えてくれたの?」

私の問いに目をくるくるさせてビックリする母。

「だって、あの人がそう言った事を伝えたまでだし。」

落ち着いて続けます。

「知らなかったら気にしなくて済んだけど、知ってしまったからモヤモヤして気分が悪い。
でもそのモヤモヤは、その人が言った事だとかはどうでもいい事なんだ。

それより、お母さんが私にわざわざ教えるんだから、本当は何か言いたいことがあるのかなと思って。
なので、今勇気を出して聞いてるよ。」

そしたら、こう言いました。

「言いたい事なんて何も無いよ。傷つくなんて思いもしなかった。悪かったね。」と。

いつもなら、逆切れするけど大丈夫だった。でもすぐに話を変えようとする。私は不完全燃焼が1番良く無いと話を戻す。

「じゃあ、特に悪気も無くなんとなく言ったの?」

「うん。だから気を悪くすると思わなかったよ。言わなければよかったね。
あの人、あんな事また言ってる嫌な人だよねくらいなつもりだったから。」

「なんだ、そうなんだ。分かったよ。じゃ、この話は終わり。」

私の心のわだかまりは少しおさまり、娘には何を言っても許されると思っているだろう母の胸にもちょっとは刺さったかもしれませんね。

「わだかまりを残したくなかったから思い切って聞いて良かったよ。ありがとね。」

そう言って、話を変えて母の好きな話をしたり、一緒にテレビを観たりしてその雰囲気を打破します。

  

母と仲良く(しなくてもいいけど)うまくやって行くために育っていくうちに覚えたのかもしれませんね。

  

受け止め方

そんなこと、全然気にしない人もいる。
こんな風にその気はなくともいちいちわだかまりを抱えて蓄積させていく人もいる。

私は後者の人で、本当に自分でも面倒くさい。

こんなだからと、今まで色んな本を読んでワークも実践したりして来た。
それでも一時的にどうにかなっても、蓄積され出来上がった何かはなかなかしぶといみたい。

別に悪いことしていなければ、その人に迷惑をかけていることもない。

なので、いつの間にか人に合わせていることが億劫になった。

そんなに傷つくくらいなら一人でいた方がどれだけ楽か。

そんな、わだかまりが残る人とは、ずっと付き合う必要は無いかもしれない。

距離を置くことがベスト。

実際、同じ屋根の下ですが、母とも距離を置いております(笑)

自分の事じゃなくても知りたくないことってありますよね。

「ちょっと、あそこの奥さん、浮気してるんだってよ!」

すごいこと知ってるんだから!と得意げに話す母。

「そんな噂、知らなければ済むことなのに。別に私の耳に入れなくてもよくない?いちいち知りたくないよ。」

と言っては見るものの、気にせず母の話は続く。

お願いだからその口閉じてくれ・・・。

誰かの悪口を聞いても本人には伝えるな。
若い子には友情の証でも、大人の場合は言わないのが礼儀だ。
悪口を伝えれば、相手は君を避ける。
自分の傷を知る人と一緒にいたくないから。

韓流ドラマ「マイ・ディア/ミスター ~私のおじさん~」Amazon prime video 日本語字幕より

 私の心の言葉を表現するとしたらこの一言に限る・・・。

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最後に

人が言った事は人が言った事。

言いたいことがあれば目の前で直接言う。

顔が見えるその時にきちんと話す。

そうすれば、変な誤解や、自分の思い込みが少なからずあると気が付くことができるだろう。

これを胸において身近な人間関係は築いておきたい。

まぁ、言っても理解し合えない人はもちろんいます。

そういう人とは距離を置く方がいいし、わざわざ付き合わなくても離れていればいい。

時には逃げることも必要です。

自分を守りましょう。

私も子供のためにも元気でいたい。

落ちていく自分を放置していてはいけないと、自分で対処できることを探して。

相手も思いやる。

その前に自分の事を思いやってね!

 

つぶあん 

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